外回りの途中で、ターミナル駅のバスロータリーを歩いていた。何の気なしにビルを見上げたら、気温の表示が35度ちょうど。もうやだ。夏は大キライだ。
■テープ課題・水色（スラブ壁～垂壁・黄色ホールド・２級）：敗退
今日はこの課題だけに集中した。ウォームアップとクールダウンの時間を除いて３時間、ただひたすらやっていた。
確かに難しい。特に核心部分は、現時点ではまったく手も足も出ない。傍から見たら「なに同じところで落ちてるの」と思うだろう。でも、ほんの少しずつ進んでいる。足を乗せる位置を微調整したり、手で持つホールドを引く方向を変えたり、あるいは押してみたり。ほんの数センチ、あるいは数ミリ微調整することで、スタートから核心に至るパートがどんどんラクになってきているのだ。こういう感覚、Aジムで5～6級の課題（たしか、水色の12番だ）に挑戦した時を思い出す。あの時もこうだった。何日もかけて、本当にミリ単位で進めていき、最後には全部がつながって完登。あのときの楽しさと苦戦する感覚が蘇る。ホントに楽しい。クライミングは、こうだったんだよね。まだ続ける。
