pmnjのスポーツ日記

体験したスポーツの記録を書く日記です。

三択(最近のシューズ事情)

 クライミングを始めてから数年は、クライミングシューズをいろいろ手に入れた。
 クレストQC、(旧)ミウラー、パイソン、ホーネット、タタンカ、コブラミウラーxx、フューチュラ、オリジン、オゾン、インスティンクト・レース(ブラック)、アナサジVS PRO、etc., 最近ではだいぶ物欲も落ち着いてきていて(一部嘘)、三足をローテーションして使うのが主流になった。

・オーツン ストライクLU
 ストレートな足型、フラットなソール、そしてレース。登り込むことが多く、長時間履くことが前提の人工壁では、このシューズの良さが光る。レースの割にはソールもシューズ全体も柔らかく、足への負担が少ないからだ。足裏感覚も、すごく良い。
 このシューズにする前は、同じメーカーのクレストLUを愛用していた。ソールの硬さはクレストLUの方がしっかりしているように感じていて、岩場でも履くとなればクレストLUを選ぶ。

・オーツン オゾン
 私にとって現在のオールマイティシューズ。岩場でもジムでも、エッジングもスメアリングも、花崗岩でもチャートでも、だいたい無難にこなせる。これ一足あれば、おおよその課題は不安を感じることなく登り始められる。季節ごとに使い分けられるように(夏はむくむし、冬は靴下を履くし)、UK7.5とUK8.0をセットにして所有している。
 ただ、良くも悪くもオールマイティで、突出した部分は感じられない。スメアだけで登れるのならアナサジにするし、エッジングだけで登れるなら次のインスティンクト・レース(ブラック)を選ぶ。

・スカルパ インスティンクト・レース(ブラック)
 笠間、小川山、瑞牆。花崗岩の岩場や、細かい結晶に乗っていくような課題はコレで登る。先端近くまでレースで締められる「足の甲の保持感」が非常に高く、足全体へのフィット感は手持ちシューズの中で一番高い。そのため、ピンポイントで踏む力は、他に持っているどのシューズよりも強く感じるからだ。スメアリング性能も悪いわけではないので、スラブだったらたいていコレを使う。


 以前は最も自分に合っていると思っていたミウラー&コブラの組み合わせは、笠間や神宮川でシビアなスラブ課題を登るときに「合わない」と感じてしまって、いまはほとんど履いていない。ほんの数ミリのエッジに乗っていくときに、どうしても親指の前の隙間が気になるようになってしまったのだ。自分の足型を把握するまで、何年かかってんだよー、という恥ずかしい話でもある。たぶん数年後にはまったく違うことを言っているような気もするが、まあ、備忘録代わりということで。