鼻水ズルズル、咳ゴホゴホ。それでも行くんだから、バカ。
体調を考えると、長時間の滞在はムリ。ゴールのホールドさえ止めれば終わる(はずの)フェース壁・4級課題(No.24)に取り組みました。
バラして、手に足ヒール。ダメ。
スタートからの1トライ目、右手出し……コンマ5秒だけど、止まった!
ここでやる気マックス。「次で絶対落とします!」と、高らかに宣言。そうしたら、周りで見ていた顔見知りの常連や、スタッフの方が「次は魂の応援をします!」とか「最高の状態になるように磨きます!」とか。ありがたいことです。
皆さんの熱意に応えるため、Tシャツを脱いで上裸(年甲斐もなく:笑)。一手ごとにしっかり呼吸も意識して、右手をゴールへ……と、止まった!!!!!!
ところが、ですね。ええ、落とせなかったんですよ。
ゴールを止められたので「落とさなくちゃ」と焦ってしまい、ゴールマッチで落ちました。応援してくれた皆さんも「ああ、やっぱりね」という表情でそれぞれの課題へ。トホホ。
このままじゃ帰れない。そう思って、5分ほどのレストののち、3回目のトライへ。前と同じく、慎重に進め、ゴール一手前まで。そして、ゴールへの左出し(!?)。あれ、さっきとやってることが違うよね。でも、なぜかガッチリ止まり、今度はゴールマッチも無事に決め、完登。
周りで見ていた方からは「おめでとう……でも、なんで左手!?」とか「おめでとう……でも、なんであのムーブ!?」と呆れられるやら感心されるやら。落とせたから、いいんだよーっと。
その後は、継続中の課題をいくつか。緩傾斜壁の3級課題(No.37)も薄かぶり壁の4級課題(No.26)も、あとちょっと。次回には落とせそうな感じです。
そんなことをしつつ周りの人と話をしていたら、よくセッションする方から垂壁4級(No.23)、核心部のアドバイスが。「立てばいいんですよ、立てば」。えっ!? と思ってやってみたら、今日は一撃。いままで何を悩んでたんでしょ、と思うくらいアッサリ終わっちゃいました。うーん、ちょっと拍子抜けというか何というか。
・11日目の結果
4級×2本完登(いずれもレッドポイント)