仕事帰りに90分ほど。
一昨日Rジムでご一緒した方から「週末もトレーニングに行くけど、来ますかー」との連絡をもらいました。そりゃ、もう、二つ返事でOK。残業になりそうだった案件もさっさと片付けて、就業時間を知らせるチャイムと同時にスキップでジムに向かいました(笑)。
今日の目標は「本当にEジムで11台が登れているのか?」を確認することでした。ルーフやハングの強傾斜壁では5.11aも5.11bも、複数完登できています。けれども、スラブや垂壁、薄かぶりの壁では11台を完登したことがありません。持ちやすいホールドばかりの強傾斜壁だけでしか、11台は登れないんじゃないか…と、ちょっと不安に思っていたのでした。
合流してさっそく薄かぶりの壁へ。いつもやってるトップロープでのウォームアップは省略。ともかく、リードでガンガン登りました。
・5.9(フェース・D壁):○。赤■。アップでまず一本。
・5.9(フェース・D壁):○。赤/。隣の赤■よりもホールド間の距離がありました。
・5.10a(フェース・D壁):○。まだまだ余裕あり。
・5.10b(フェース・D壁):○。途中の手順を間違えて、ヒヤッと。
・5.10c(フェース・D壁):○。一応は完登できたけれど、クリップ必死。
なるほど、です。私のクライミングスタイルは“手で握り込んで、上腕で引きつけてor引っ張り上げて、登る”になっています。手で持てる(効かせる、ではなく)ホールドで構成されていれば完登できるけど、ちょっとでも甘かったり不安を感じると、とたんに登れなくなります。ボルダリングでもロープでも、おんなじ。うむむ。。。
これはしばらく、傾斜の緩い壁で手の悪い(ように感じる)課題を選んで登り込まなくちゃいけないですなぁ。。。
続いては薄かぶりの壁に移動して、5.11bに挑戦。こちらは、ホールド自体はそれほど悪くなさそうでしたが、手足限定の課題です。誘ってくれた方のお友だちと一緒にセッションしてやってみたら…。
・5.11b(薄かぶり・B壁):×。桃■。今日、設定された課題だそうです。3ピン目でアウト。
・5.11b(薄かぶり・B壁):×。桃■。またも3ピン目でアウト。先に進めない。。
・5.11b(薄かぶり・B壁):△。桃■。足自由でやってみたら、あっさりと。。
手のホールドは悪くないのに、手足限定だと登れません。オブザベの段階で体勢を予測することができないという頭の悪さが顕著に出ています。足自由でやればできる、ということは、ムーブの引き出しが少ないことも意味します。うーん。
今日のトレーニングは、弱点を知る良い機会でした。次からリードでもボルダリングでも、手のホールドが悪い課題で「効かせ方」「立ち方」を練習します。また平行して、手足限定の課題を選んでムーブの引き出しを増やす練習もします。
たっくさん課題が見つかって、今日も嬉しいです(悔し涙に暮れながら)。