不注意でカカトに擦り傷を負ってしまいました。深い傷ではないけれど、素足でクライミングシューズを履くとヒリヒリと痛みます。絆創膏を貼り、ずれないように靴下も履くことにしました。ところが、そうすると自分のクライミングシューズに足が入りません。そんなわけで、今日はジムのレンタルシューズを借りて登ることにしました。
ウォーミングアップで簡単な課題を登ってみると、足が滑って怖い怖い。クライミングを始めた頃には感じなかったのに、今日はものすごく怖い感じです。そこで、いつもよりも足の乗せ方を強く意識して登ってみました。ホールドを足指で握る、かき込む、しっかりスメアリングを効かせる、などです。
足に意識を集中できたのが奏功したのか、昨日は登れなかった期間限定の５級課題が落とせてしまいました。また、足が滑りそうで怖いと思っていたボテへの乗り込みが核心になる課題も。あれあれ？ 今度から自分のシューズを履いているときは「スメアが効かない」「足が切れる」なんて言い訳ができなくなっちゃいましたね（笑）。
一方で、50手を超える長モノの課題は昨日よりも後退。一手一手を慎重に進められる課題だとレンタルシューズでも何とかなりますが、全体の流れを重視する長モノだと足が不安定で怖さを強く感じます。足運び、まだまだ練習した方が良さそうですね。
ジムから帰宅してカカトの状態を確認すると、傷はほとんどふさがっています。明日はまた、いつものシューズで登れそうです。足への意識、足さばきの重要性がよくわかったので、自分のシューズでも気をつけてみるようにします。
