pmnjのスポーツ日記

体験したスポーツの記録を書く日記です。

固い(Aジム580回目)

 仕事帰りに3時間。すべてフューチュラで。

 今日は、著名クライマーによるレッスンを受講するのが最大の目的でした。仕事の終業時間に職場を出ると、レッスンには確実に15分くらい遅れます。前回のレッスンは「遅刻だと申し訳ないしな。。」と思って申し込みませんでした。先日、そんな話を聞いたジムのスタッフが「15分ならOKにします。出てみると良いと思いますよ」と仰ってくれて、ようやく参加できました。
 受講の内容は秘密(てへ)。一度も壁に取り付かず、アップ&トレーニングが中心の90分だったのに、終わった時には下半身がガクガク。もう通常のボルダリング課題を登る元気はありませんでした。

 30分ほど、休憩という言い訳のダラダラタイムを過ごしてから、長モノを少しやって帰ることに決めました。選んだのは、昨日やったばかりの2課題です。

・Gai Can(ルーフ壁・5.11a):再完登
 問題なく、再完登。このくらいの強度だと、アップにちょうど良い感じです。ただ、課題名の通りルーフ壁の“外郭環状ルート”なので、ルーフ壁そのもののトレーニングにはなりにくいかもしれません。

・Me Mai(ルーフ壁・5.11b):再完登
 昨日は「スタートとゴール、たぶん書き間違いだよ」と言っていた課題です。“伝説の長モノセッター”が、そんな単純ミスをするはずはないよな、と思って、検証のため取り組んでみました。そうしたら……トポの通りのルートで、完登できました! たしかにゴール取り→ゴールマッチは非常に厳しく、そこまで30手近くルーフを登ってからだと辛いです。でも、レストポイントは豊富。そこでしっかり休んでから最後のクライムダウンを決めたら、そんなにキツくありませんでした。2日かけて、やっと本当の意味で完登できて、嬉しいです。


ジムから帰宅したら、新しく購入したマットが到着しておりました。OrganicのSpot Padというやつです。厚さ2.5cm。普段使いのマット(Camp Casin Domino)と比較するとかなーり小さくて軽いです。これで機動力が増しました。単独でも、クルマがなくても、ガンガン岩場に行けそうです。もちろん、課題を選ぶ必要はありますが。。。

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1日2本!?(Aジム579回目)

 仕事はお休み。いろいろと用事を済ませて、午後からクライミングの師匠と合流して3時間ほど。今日は前半がコブラ、後半戦はフューチュラで。

・テープ課題9~7級(各傾斜):すべて再完登
 クライミングの師匠が到着してからの小競りんぐに備え、入念なアップをしました。ゆっくりと時間をかけて、全身の筋温を高めていきます。

・Gai Can(ルーフ壁・5.11a):一撃(FL)!
 「二人でやるなら、長モノだよね」という暗黙の了解のもと、“伝説の長モノセッター”が設定してくれた新作長モノからやることに。オブザベの段階では、序盤の低いトラバースが厳しいように思えました。「できるかな~、不安だなぁ~」などと怖じ気づいていたら、師匠が先攻して挑戦。オンサイトはならなかったものの、序盤から中盤まで実にスムーズな動きでした。
 できることがわかれば、不安はなくなります。気楽な気持ちで臨むことができました。そして、何と何と一撃! これまで長モノに取り組むときは、「ホールド多いから覚えきれないし、覚えてもどうせ途中で忘れるし、そもそも最初からつながるはずないし」というネガティブな気持ちが先行していました。数手やってはマットに降り(落ちる方が多かったか)、トポを確認して先へ、ということばかり。最初からすべてのホールドを覚え、各パートでのムーブをイメージし、やり始めたら現場処理で解決していく、ということができたのは初めてです。ホントに嬉しい!

・Me Mai(ルーフ壁・5.11b):敗退(ここでは5T)
 二人とも『Gai Can』を落としたところで、次のコレへ。ルーフ壁の課題らしく、ルーフから出るところが核心でした。最初のうちは、「そこだけやればできるけど、通してだと強度が高すぎて…」と二人で溜息。また、どう考えてもゴールをマッチできるムーブが思いつけず、いったん寝かすことにしました。

・週課題3級(強傾斜壁・■):RP(今日は1T)
 昨日は落としきれなかったこの課題、今日はあっさり。長モノで身体が温まり、うまく動いていたためだと思います。

・週課題3級(薄かぶり壁・/):敗退(5T)
 スタート核心の課題。ジムのスタッフの方にコツを聞いて、やり方はわかりました。問題は、わかってもできないこと(涙)。今日も順当に敗退です。

・Me Mai(ルーフ壁・5.11b):RP(後半は4T)
 二人でいろいろやったけど、やっぱり気になるのは長モノ。ムーブ自体はわかっているだけに、落とせないのはヒッジョーに悔しいです。そこで、最後にコレをもう一度。ゴールマッチだけは「設定者の方が書き間違えたに違いない」ということにして(いいのかな?)。
 スタートから中盤の核心まで、中盤の核心からゴールまで、二分割すればできることを確認&核心。かなり長い休憩時間を取った後で、「これがラストトライです!」と宣言して挑戦しました。序盤のルーフ部分は自分が持っているすべてのテクニックを駆使して、省力化に努めました。そのためか、中盤の核心にさしかかったときもヨレは少ない状態。「これなら行けるかも」と思って出したその手がホールドに触れて…二分割したときとは違う位置で保持。「落ちるわけにはいかん!」と決死の形相でピンチして、何とかマッチに成功。そこから先もかなーり辛かったけど、レストを挟みつつゴールまで。やっぱりゴールマッチはできなかったけれど、「これ、マッチできる人がいるんでしょうかね? その一手前がゴールで良いはずです」と、師匠の認定を頂けました。うひょ。

 さすがに、ルーフ壁の長モノ2本は身体に堪えました。ヘトヘト。今日はここまで。昨日から残っているファイル課題/週課題の宿題は、明日以降ということで。

悔しさ爆発(Aジム578回目)

 仕事はお休み。いろいろと用事を済ませて、夕方から同僚Kさんと合流して3時間ほど。今日は全部フューチュラで。

・週課題3級(フェース壁・/):RP(4T)
 ジムに到着したら、セッション仲間のNさんとNさんが(ああ、ややこしい)取り組んでいました。「アップもしないで、やってもいいのかな」と思いながら、2トライ。中盤の緑スローパーまではスムーズに出られたのですが、次の茶色スローパーを取る時の身体のバランスが難しく、一度は断念。
 その後でボンヤリ眺めていたら、ジムスタッフの方がバランスの取り方をNさんに伝授。それを聞いたNさん、2度のトライでRP! これは後に続くしかない、と思ってやってみたら、できちゃいました。嬉しいなぁ、と思うのと同時に、そのバランスを自分で見つけられなかった弱さも実感です。

・週課題5級(薄かぶり壁・■):RP(5T)
 今週の週課題では、一番低いグレード。確かに、使っているホールドはすべてポジティブなもので、ムーブも特に核心らしいところはなさそう。「こりゃオンサイトでしょ!」と舐めてかかったら、やられました。ゴール一手前のホールドを取りに行くところ、自分が思っていたよりも高く足を上げる必要があり、そこが決められずにトライ数が嵩みました。。。最後は意地で落としました。

・週課題4級(フェース壁・■):RP(2T)
 あっという間に強くなっている同僚Kさん。週課題の5級を終えてフェース壁に戻ったら、なんと4級に挑戦。こ、これは負けてられん! と思って、意地の一抜け。ホッとしたのもつかの間、次のトライで同僚Kさんも完登を決めて、もはや完全に追いつかれました。

・週課題3級(ルーフ壁・■):敗退(2T)
 初手のダブルダイノ(背面跳び)が核心。最初はマットの上から初手を取り、イメージを作りながら進めました。「そろそろいいかな」と思って挑戦したら、うまく取れずに落下。「もう一回やれば、止められそうだ」と思ってスタート位置についたけど、1回目の落下のイメージで怖くなってしまって飛び出せず。メンタル課題、ですね。

・週課題3級(薄かぶり壁・/):敗退(3T)
 スタート核心の課題。ヒントらしきものはつかめたものの、あくまでヒントでしかありませんでした。今日は決めきれずに敗退です。

・週課題3級(緩傾斜壁・■):敗退(2T)
 アンダーを左で取るのが核心。取った瞬間に、例のピキーン。右手で取るムーブも探ってみましたが、ダメでした。トホホ。

・週課題3級(強傾斜壁・■):敗退(5T)
 ムーブが解読できて、「よし、行ける!」と思って臨んだ5トライ目。ボテ下の青ピンチを持ちきれず、落下。狙いが甘かったようです。原因はわかったものの、再挑戦する余裕はなく(オレンジの左サイドガバが、今の左手には厳しいの)、今日は断念。明日は落とします。

キツネ狩りの歌(強傾斜壁・5級):敗退(1T)
 スタッフの方が作ったばかりの課題。みんなでセッション。ゴール二手前のホールドに右出ししてしまって詰み。もう一度やってみる元気はありませんでした。

・土用波(強傾斜壁・4級):敗退(2T)
 直前に挑戦した方が「スタート核心だよ!」と仰いましたが、そこは一発で決まりました。そこから先も順調でした。でも、ゴールが遠くてうまく取れずに敗退。「次は行ける!」と思って臨んだ2トライ目は、なんとスタートできず。。

シュプレヒコールの波(強傾斜壁・4級):敗退(1T)
 さすがにドンドン疲れが溜まってきました。手指も体幹もヨレまくり。1トライで終了。

・後悔(薄かぶり壁・4級):FL
 これは難しくありませんでした。チクタクなら、まかせとけ(ホントか!?)

・プロジェクト(薄かぶり壁):敗退(7T)
 別のスタッフが作ったばかりの課題も。2~3手目のマッチが難しくて、厳しい課題です。そこだけを取り出してやっても、最後までできませんでした。

・世情(薄かぶり壁・3級):敗退(2T)
 もう完全にヨレヨレ。この課題は2手目も取れず。。


 と、10本以上の課題を劇撃ちし、ヘロヘロになって帰宅しました。何度かやればできそうな課題も多いので、明日も挑戦して3本くらいは片付けたいと思います。

1本回収(山梨・瑞牆山ボルダー005回目)

 11ヶ月ぶりの瑞牆遠征でした。同行者は、リードのパートナー、クライミングの師匠のパートナー、岩場遠征仲間のOさん、同僚Kさん。何度も予定を立てては延期の繰り返しでしたので、もう行けただけで嬉しかったですよ、ええ。
 現地に到着したのは朝の7時くらい。午後から雨が降るという予報だったので、早回し。今回はワガママを言わせてもらい、私が回収したいと思っている課題を中心に回りました。

01)東雲岩・黎明期(5級):2トライで再完登
 まずはコレから。前回完登しているにもかかわらず、1トライ目はリップ付近のガバをうまく効かせられずに敗退。動き方をすっかり忘れてしまっていたようです。間を空けると、こうなりますねぇ。
 Oさん、Kさんも完登。二人とも強いなぁ。

02)東雲岩・黎明期(SD3級):1トライ目でRP
 今年の目標にしている課題の一つです。前回作っておいたムーブを試そうとしたら、スタートホールドがうまく持てませんでした。リーチを活かしてさらに上のフレークを右手で保持して、巨人ムーブで完登。一応はSDでの完登だけど、あれでいいのかな。いいんだよね。
 Oさんは少ないトライ数で完登。一抜けでした。

03)東雲岩・東雲(SD1級):3トライも敗退
 他の皆さんが引き続き黎明期に挑戦している間に、触ってみたかったこちらを。前回まではスタートのポジションについてからお尻を浮かすことができなかった課題です。今回は頑張って離陸まで。初手は取れませんでしたが、少しはマシになってきている実感は得られました。こうやって、少しずつ距離を伸ばしていくしかないですね。

04)大黒岩・あかね雲(3級):7トライも敗退
 トポには「瑞牆3級のマスターピース」と記載されている課題です。今回は初挑戦でした。身長や手の長さによって、序盤のムーブは違ってきます。私は右手カンテ、左手カチ(二つ並んだカチの左上の方)で始めてみました。「ずるいー」って言われたりもしたけど、いいんです、ええ。
 リードのパートナーのおかげで足位置もしっかり決まり、核心と言われるガバカチを取る動き方もわかりました。けれども、そこから左足をしっかり伸ばせない状態。すごくいい足のホールドなのに、うまく乗れずに滑ってしまうのです。足使い、下手。
 それでも何とか7トライ目でガバカチは捉えましたが、その瞬間に左手の筋がピキーン。今日は残念ながら敗退です。あーあ。
 Oさんはいろいろ苦戦しつつも完登。ムーブを考案し、実行するまでの早さが素晴らしかったです。

05)倶利伽羅岩・カラクリ(SD初段):5トライも敗退
 3年越しの継続課題。前回までスムーズに取れていた初手が、今日は一向に取れません。身体がムーブを思い出すまでに5トライ。しかも、5トライ目に初手を止めたとき、またも左手の筋がピキーン。敗退決定、です。

 カラクリをやっている途中からパラパラと小雨が降り出しました。それまでやった課題でムリをしたためか、私だけでなく、Oさん、Kさんも満身創痍状態。このあたりで本気トライは終了し、撤収することにしました。
 帰路の途中、山形県エリアを見学。リードのパートナーが『十六夜』に挑戦するのを応援&見学したあとで、『阿修羅』『ナーガ』などの課題を見て帰路につきました。

 今日は『黎明期(SD)』『あかね雲』『カラクリ』の3本を落とす! という気持ちで臨みましたが、完登できたのは1本だけ。やっぱり、まだまだ弱いです。特に弱いのはアタマ。最適と思われるムーブを思いつくまでに時間がかかり、無駄なトライを重ねているうちにヨレが来る、ということの繰り返しでした。人工壁の課題だと“少しはマシ”になってきたのに、岩場では全然ダメです。岩場で登ることの経験/体験を、もっと増やしていく必要があると考えています。なかなか機会を作るのは難しいけれど、頑張ってみます。

行けるのか!?(レスト中)

 水曜日に、岩場へ遠征する予定です。直近の2回は、いずれも雨で断念しました。今度こそ、行きたいのですが、予報は「曇り、のち、雨」。うーん。早めに行って、午前中に勝負、かな。