お気に入りの3代目
「あれ履いたら、登れるんじゃないかな」「いまの靴、何となく不満なんだよな」「気分転換、したいなぁ」などなど、クライミングシューズに関する物欲が止まりません(笑)。一つのシューズを徹底的に履き込んでから、次の一足を探す。それが理想だとはわかっているんですが、なかなか難しいです。
また、新しいシューズを手に入れました(予想された展開)。新しい、と言っても、いままで履いてきたものと同じです。ええ、スポルティバのミウラー。同じシューズの3足目です。サイズは、これまでよりもハーフサイズ落としてみました。1月に岩場に行ったとき、親指部分の爪先が余っている感じが強く出てしまい、スラブ壁の課題で立ち込むことができなかったからです。いままではずっと、履いていて痛くないことを優先してシューズを選んできましたが、もう少し小さいサイズで立ち込めるようにしたいと思って。
今度の3代目は、岩場専用の勝負シューズにします。いままで頑張ってきてくれた2代目は、ジムでの練習用に。初代はさすがに伸びきってしまってユルユルなので、寒い時期に厚手の靴下を履いて登る時に使うことになりそうです。
クライミングを始めてから1年3ヶ月で、ずいぶんシューズを買いました。それぞれの現状と簡単な評価を、自分の備忘録としてまとめておきます。どう考えても、持ちすぎ。
・Crest QC(Rock Pillers)
最初に入手したクライミングシューズ。当初は痛くて履けなかったけど、いまでは適度シューズとして活躍中。ただ、ソールがほとんどなくなって「学校の上履き」状態になってしまった。リソールするか、超足裏感覚を重視してそのままにするか、考え中。
・Miura(La Sportiva )
3足購入。いちばんのお気に入り。岩場でも人工壁でも、ボルダーでもロープでも、何でも安心して取り組めるシューズ。ただし、アッパーが比較的伸びやすいので、サイズ選択には悩む。
・Hornet(Five Ten)
足裏感覚というのを重視して入手したシューズ。0.5mmのシャープペンシルの芯を踏んでもわかる感覚は嬉しい。でも、その分、痛い。ダウントゥもきつめなので、強傾斜壁で足が残らず悩んでいる時だけ履いている。
・Python(La Sportiva)
勢いと憧れで入手。ジムで知り合った憧れのクライマーが履いていたから、「もしかしたら自分も同じように登れるかも」と思って。。。残念なことに、いろいろな意味で、まだ履きこなせていない。パフォーマンスを引き出すには、もっともっと強くならなくちゃダメそうだ。主に人工壁・強傾斜の課題でお試し中。
・Tatanka(Tenaya)
ずーっと探していた一足。「ソールの柔らかいMiura」という感覚。人工壁でスメアリングがカギになる課題を登る時は、この靴が一番だと思っている。意外にジブスにも立ち込めたりするので、足指を鍛えるのにもよいかもしれない。問題は、この靴だと「オアシーズ」の仲間に入れないこと。「テナヤーズ」じゃダメなのかな(笑)。