pmnjのスポーツ日記

体験したスポーツの記録を書く日記です。

この辺で一つカチが怖い(Aジム374回目)

 コンペ翌日だから休めばいいのに、惨敗の悔しさを引きずって今日も仕事帰りに2時間。自分でも、よく身体を壊さないなと思うようなペースで登り続けてます。

 今日は、ほとんどの時間をリードのパートナーと過ごしました。垂壁の4級課題を2本(01と02:いずれも、足自由)、ずっとセッションです。足自由の課題だと、落ちたときの原因を探ることが難しいように感じています。足を乗せているホールドが“不正解”なのか、その状態で繰り出しているムーブが“不正解”なのか、自分一人では解決しづらいように感じてしまうのです。ベストな足の位置を探るのが上手なリードのパートナーとセッションすることで、その辺りの問題を解決したいと思って、無理矢理セッションに巻き込みました。
 結局、2課題とも落とせませんでした。けれども、セッションをしたおかげで良い足を見つけることはできました。パートにバラしては登れたので、次はつないでの完登に挑戦します。

 後半は、クライミングの師匠も交えた3人で、強傾斜壁の期間限定課題(5級)に挑戦。何日か前に挑戦してどうしても持てなかったホールドが、今日は持てました。そのため、一抜け達成。
 3人でセッションしていたら、それぞれが異なるムーブをしている箇所があって興味深かったです。2手目のスローパーを取るムーブ、師匠は反対の足をキョン気味にして伸びる動き、私は反対の足を切ってサイファー気味に跳ぶムーブ、リードのパートナーは正対/がに股気味で乗り込むムーブ。いろんな取り方がありました。自分の得意なムーブだけでなく、他の方が得意なムーブも試してみて、良さそうだったら取り入れる。そうすると、もっとムーブの引き出しが増えるんじゃないかと思いました。

 最後は、常連の方が作ったばかりのファイル課題(スラブ壁・4級+)に3人で挑戦。初手を取った後のムーブを見ていたリードのパートナーから「足への乗り込みが、とても上手になっている」と褒めてもらえました。今日、いちばん嬉しかったなぁ。最近は岩場でのボルダリングや、人工壁でのリードを数多くやっているので、乗り込むことの難しさと効果を感じています。同じような課題に集中したおかげか、苦手だった乗り込み(=下足を切って、足で身体を上げて行く)が、少しずつできるようになってきているんですね。いつも的確で、かつ辛口のアドバイスをしてくれるリードのパートナーにも認めてもらえたのは、今後の励みになります。これもスローパーの保持と同様、自分の武器にしたいな。