pmnjのスポーツ日記

体験したスポーツの記録を書く日記です。

降りるの怖い(山梨・瑞牆山ボルダー006回目・Day 2)

 瑞牆合宿の2日目。たっぷり睡眠を取り、朝から美味しいご飯をたくさん食べて、身体も気持ちもリセットできました。岩もすっかり乾いていて、とても良い感じでスタートです。

・あかね雲(大黒岩・3級):敗退
 最終的に敗退はしたものの、核心を抜けるためのポイントはわかりました。大きな収穫を得られたように思います。核心のところ、これまでは左足での立ち込みが重要だと思っていたけど、逆なんですね。右足で、どこを、どれだけ蹴るか。その時の右手は、どう引きつけるか。次回に向けて、希望が出てきました。

・森の奥(大黒岩・8級):敗退
 いつか登りたい(落としたい、ではなく)、小川山の頭痛と覚醒。スラブが超下手くそなのはわかっているので、このくらいの課題から取り組んでいきます。いつか、挑戦権を得られるように。
 そんな思いで始めたら、思ったよりもスイスイと上部まで。見ていたリードのパートナーから「だいぶ良くなってきたね」と言われる程度には上達してました。ところが…
 上部では、フレークの部分がビショビショ。「ここさえ抜ければ、リップが取れる」と思って左に抜けようと思いましたが、手も足もビショビショ。怖くて怖くて、動けなくなりました。
 リードのパートナーからアドバイスを受けつつ、7分もかかる恐怖のクライムダウン。終わった時には精魂尽きてました。ホンッットーーーーーーーに、怖かったよーーー。


・JKトラバース(大黒岩・10級):敗退
 スラブでの足使い、特に細かいホールドへハイステップで乗り込んでいくのが、まだ下手です。そこで、大黒岩のスラブ面を使って、足使いの練習をいろいろやってみました。シューズもミウラーとフューチュラを併用して。フューチュラだと、足を置いたときに何を踏んでいるかわかります。ただ、小さな粒に立ち込むには柔らかくて、足指の力がないとダメだろうと感じました。ミウラーはその逆。足位置を決めるまで少しタイムラグが必要だけど、いったん決まれば靴が勝手に身体を持ち上げてくれます。
 そんなことを考えながら、リードのパートナーが設定した10級の課題に挑戦しました。核心の部分が越えられずに敗退でしたが、前よりだいぶマシになってきています。良かった。。。


 大黒岩のスラブで遊んだ後で、昼食タイム。他の皆さんとも相談して、午後は山形県エリア→皇帝岩→花畑エリアと回ることになりました。


十六夜十六夜岩・初段):敗退
 スラブ強者であるリードのパートナーが挑戦する課題に、くっついて行きました。リードのパートナーが連撃する間を縫って触らせてもらいました。これもまた、スタートできない課題でした(涙)。あの位置のあの粒に足を乗せて立つ!? うーん。


・穴契約社員(童子岩・SD3級):敗退
 初挑戦の課題。スタート核心かな、と思いました。あのフレークに右手を出してカチ。さらに左手をクラックに飛ばしてガストンで保持。足の位置が決まらず、敗退です。


・花畑(花畑岩・SD初段):敗退
 皇帝岩の諸課題を見学してから、花畑エリアに到着したのが15時過ぎ。帰りの時間も迫り、太陽は山陰に隠れそうでした。そんな中でコレを。
 スタートは3トライして、1回成功。その次の、ダブルトウフックからの寄せは一発で成功。さらにリップを取ってからマントルを返し、トップアウトするまでも一発で成功。でも、つながらずに敗退でした。私にとっては、スタート核心になっています。身体のキレを増さないと、これは決めきれないですね。
 みんなが帰り支度を始める中、「これ、最後のトライにします」と仰って始めた同行者が、渾身のクライミングで完登! 素晴らしいものを見せてもらいました。

・JKスラブ(?岩・推定4級):敗退
 花畑への挑戦と平行して、真後ろにある岩にリードのパートナーが設定したスラブ課題にも挑戦しました。いやいや、これもスタートできず。周りにいた他のグループの方も挑戦してましたが、完登者はほとんどいませんでした。いやぁ、スラブ本当に強いなぁ>リードのパートナー。

 清々しいほどの敗退ぶり(苦笑い)。それでも、いろいろな課題で良い感触を得ることはできたので、満足感のある合宿でした。帰りはサービスエリアでのんびりして渋滞を避けつつ、安全運転で。今年も全員、事故なしケガなしで帰れたので良かった、良かった。