前回に引き続き、ホールド替えがあった壁に挑戦しました。６～５級の手足自由課題は、ムーブは出せるものの保持力が足りずに落とせませんでした。どうも私はカチが苦手のようです。スローパーは大好き（得意なわけではない）なのですが。５～４級の手足限定課題は、１つだけ３撃目（合計８撃目）で落とせました。ただ、残った一つは全然ダメ。こちらは体幹で体を押さえ込む動きができていないようです。まだまだ修得したいことがあって、悔しいけど楽しいですね。
このところ背伸びして取り組んでいた緩傾斜の壁にある４～３級課題（足自由）、ようやく落とすことができました。常設のテープ課題でこのグレードをものを落としたのは初なので、ものすごく嬉しいです。
先日のイベントの時もうっすらと感じていたのですが、５級までとそれより上の課題では難しさの質が違いますね。５級までの課題が「指定されているホールドを持つ／に乗る」だけで落とせるのに対して、４級だと「指定されているホールドの持ち方に工夫が必要」だし、３級だと「指定されているホールドへの足の乗せ方に工夫が必要」だと感じています。手の方は、たとえば２本指が入るポケットを、下から取る時はオープンハンド（２本指）で持ち、そこからさらに足を動かすときにポケットの上辺をピンチで持ち、さらに立ち込んでいくときにポケットの下辺を親指でプッシュする……というのが、今日落とした課題の核心でした。レンガのように角のあるスローパーを、指を上にひっかける／横からスローパーで支える／下にプッシュする、という持ち方をする課題なんかも。目の前にあるホールドを、より多くの持ち方／乗り方で使う、というのがコツなのかな、と思っています。オブザベの時にはムーブを出すのと同時に、持ち方／乗り方にも気を遣っていこうと思います。
