奇跡の一回、にしない!(εジム027回目)
身体が動かない。行っても、できるものなんてない。今日は休みたい。明日やればいいよね。
言い訳は並べ終わった。今日も行く。
テープ課題・各種(強傾斜壁・5~3級):すべて敗退
ホールド替えから約3週間経った強傾斜壁に、新しい課題が複数設定された。さっそく5級から3級まで触ってみた。これが見事に全敗退。しつこく取り組めばできる課題は、もちろんある。でも、今日はそこまで自分を追い込めなかった。
テープ課題・水色(スラブ壁~垂壁・黄色ホールド・2級):敗退
強傾斜壁で粘らなかったのは、この課題に挑戦する時間を増やしたかったから。1ミリずつ進んでいる感触がある一方で、核心を越えられたことはない。「このままずっと、やり続けてても良いのかな。他の課題でトレーニングしてから再度取り組んだ方が良いのかな」という疑問が、心の奥底にずっとあった。今日やってもダメだったら、悔しいけど一回寝かそう。そう思って集中して取り組んだ。すると……
何度目かのトライで、初めて核心を抜けるムーブが決まった! 厳しい左の足上げが決まり、バランスを取って立ち上がり、全身を棒のようにして振られに耐え、右手を伸ばしていく、というムーブだ。残念ながら、その先のカチがヌメっていて保持しきれなかったけれど(苦笑)。
今日はこの一回しかムーブが決まらなかった。でも、今の自分にもこのムーブができることはわかった。となれば、もう“勝ったも同然”だ。この一回を「奇跡の一回」にするつもりはない。次回、決める。