pmnjのスポーツ日記

体験したスポーツの記録を書く日記です。

マットをもう一枚(高知・黒潮ボルダー011回目)

(過去の記録。記事を書いたのは2020年5月6日)

 高地ツアーの最終日。今日もまた、『百と八つの流れ星』に挑む。
 前日のトライでかなり良い感触を得ていたOさんは、「今日は完登できそう」と。オレも負けてらんねえ。

■加領郷エリア
<イルカヘッド>
・ウェルカム・フェイス(10級):オンサイト → 累計8本/V9.5
 前日の疲れが残っているのか、身体の動きが悪い。ウォームアップをしっかりした方が良さそうだ。
 そう思って、エリア内ではもっとも低いグレードがつけられているこの課題を。アプローチシューズでも登れそうな課題ではあったが、足(で使うホールド)が悪かったので少し緊張した。

ダークマター
ダークマター(10級):オンサイト → 累計9本/V9.5
 今回のツアーで敗退した『Dark Matter』とは別の課題。春野漁港の『フエコ・フェイス』と同じような感じだ。カンタン。

<百と八つ>
・百と八つの流れ星(Ungraded):敗退
 前日の続き。最初は自動化モードに入れなかったが、数トライするうちに身体が慣れてきた。右カチ取りは、もう失敗しない。
 続いて今日の目標である「左カチ取り」に挑戦を始めた。この課題を完登しているSさんも、ラクに左カチ取りができるようになっているOさんも、左足をアウトサイド・フラッキングして取りに行くムーブを採用している。目の前で見たお手本の二人がラクそうに取っているのを見て、真似してみることにした。
 が、できない。アンダーで大穴を保持している左手を、どうしても離せないのだ。重心の位置なのか、右手でのカチ保持が信じられないのか、ともかく“そのまま白骨”状態で動けなくなってしまう。何度か飛び出そうとしてみたものの、怖くて降りるの繰り返し。情けない。
 そうこうする間にも、Oさんは順調に高度を上げていき、最後の核心(リップ手前のフレークを、デッドポイントで取りに行く)まで進んでいた。ところが、「お、これは行ける!」と思って見ていたトライの際に落下し、下地に剥き出しの岩に踵を強打。幸いひどいケガではなさそうだったが、「今日はもう(この課題へのトライは)やめます」とのこと。
 私自身も八方ふさがりの状態だったので、今日のトライはお昼過ぎに切り上げた。


 レンタカーの返却時間までには余裕があったので、大山岬エリアに寄ってみた。Oさんはケガをしたにも関わらず、いくつかの課題を完登。私はすっかり疲れ切ってしまい、ガンバ係+スポット担当のまま残り時間を過ごした。


 今回のツアーも、大きな成果はなし。ただ、『百と八つの流れ星』では進展があったので良いことにする。