pmnjのスポーツ日記

体験したスポーツの記録を書く日記です。

高知で愛媛で徳島で(高知・仁淀川ボルダー001回目)

(過去の記録。記事を書いたのは2020年5月5日)

 昨年11月に初めて訪れてから、高知の岩場の虜になってしまった。今回はジャドーズツイン・ピークス(Oさん、Kさん)に同行してもらい、まだ訪れたことのないエリアに行くツアーだ。

仁淀川・Futureエリア
 前日の雨が残る中、Futureエリアに直行。到着したときには雨は止んでいたけれど、岩も路面もしっとりと濡れていた。「こりゃあ、登れるコンディションではないかもね」という思いから、マットを持たずに河原へ降りて偵察。案の定、仁淀川は増水している上、岩はびっしょりだった。Oさん、Kさんお目当ての課題『雪月花』『超時空』が設定されているBの岩まで行く気持ちも薄れてしまい、撤収。先が思いやられる。

仁淀川・R33 魔空エリア
<魔空岩>
・魔空(SD1級):レッドポイント → 累計19本/V21.0
 少しでも登れそうな岩を探しながら、仁淀川沿いを北上する。沈下橋エリア、B-Sideエリア、大渡エリア、いずれもダメ。こうなりゃ、行けるところまで行ってみよう。県境を越えて、愛媛県に。R33エリアに到達した頃から、空に晴れ間が見えてきた。行ける!かも。
 そう思ってたどり着いたのが、魔空エリア。奇跡的に岩は乾いていて、これなら挑戦できる。登りたいモチベーションは高まる一方、ようやく“落ち着ける場所”にたどり着いたことで「ここまで来たから、いいかな」とも思ってしまう。ダメダメ、登りましょ。
 で、挑戦する課題は『魔空』。ルーフの奥からスタートしてフェイス面に抜け、ちょっと遠目のリップを取ってマントルを返す課題だ。手数は多めで、短めの長モノという感じ。その代わり、手も足もガバばっかり。繊細さよりも持久力が要求される課題、というのが初見の感想。うん、こういうの好き。行けるよね。
 思った通り、久しぶりに岩場で1級課題を完登できた。リップ取るところ、リーチで得できた、っていうのもあるけどね。


 Oさん、Kさん、そしてだいぶ間を置いて私。3人揃って完登を決めた頃には、太陽が山陰に隠れるところだった。さっさと撤収して、高知市内のホテルに戻る。夕食は、なぜか徳島ラーメン。ここ、高知だよね?