現実に追いつけ!(合言葉)
高地ツアーの3日目、はやくも最終日です。今日は二人とも「どうしても登りたい課題だけに行こう」と意見が一致。前日よりもずっと早く、朝7時過ぎにはホテルを後にしたのでした。
まず最初は、大山岬の『黒潮レイバック』。Sさん念願の課題は、今日は取り付き部分まで行くことができました。あっさりとオンサイトしたSさん。さすがだなぁ。
<D.ビーチ>
・ビーチ野郎?(①・5級?):RP(3トライ) →累計 V1.5/6本
「下地が岩よりも、海の方がマシ」という、極めて消極的な理由でコレを。ま、ホントは、「楽しくってしょうがない」と思っちゃってたからなんですが(笑)。
最初の2トライは、手のクロスからの返しができずに敗退しましたが、3トライ目で何とか抜けられました。「そこまで行ったら、もう戻れませんよ!」というSさんのアドバイスに従い、どうにかこうにか完登。戻ってきたら「ちょっと直上に入る場所が近すぎませんかぁ? あれだと4級はないですよー」と、Sさん。完全完登、という認定を受けることはできませんでしたが、楽しかったので良し、とします。
<Blue Heaven>
・Blue Heaven(①・グレードなし):敗退(5トライ)
続いて八流に移動してコレを。Sさんが再登するのを見ていたら、自分でもやりたくなってしまいました。もちろん、今の自分では実力不足。スタートからの初手(ポケットへのデッドポイント)すら決めることができず、やるたびに海の中にジャボン。あっという間に、全身ずぶ濡れです。でも、楽しい。実に楽しい。山梨・瑞牆山ボルダーの『カラクリ』に続いて、落とすまでやりたい課題ができてしまいました。
<U.ドンキーコング>
・ドンキーコング(①・5級):オンサイト →累計 V2.0/7本
・マリオ(②・3級):オンサイト →累計 V5.0/8本
そろそろ、航空機の登場時間が迫っています。高地ツアーの最後は、大山岬のドンキーコングの岩に挑戦することにしました。干潮時間は過ぎていましたが、今日は取り付くことが可能でした。マットを敷いて始めてみたら、どちらの課題もあっさりオンサイト。あれ、時間が少し余ったぞ。
<S.キューピー>
・季節外れの入道雲(⑤・2級):敗退
ドンキーコングの岩の、すぐ隣。トポに「隠れた名作」と記載されている課題です。強傾斜の面からフェイスに抜けて行く課題で、パワーだけでなくバランスも要求される面白い課題でした。Sさんが完登するのを見届けてから挑戦を始めましたが、これがなかなか難しい。一手/一足は進むものの、完登に至ることはできませんでした。。。
残念ながら、ここでタイムアップ。初めての高地ツアーは、楽しい思い出と「もっとメンタルを鍛えなくちゃ(=上手な落ち方を身につけなくちゃ)」という課題を持ち帰る結果となりました。また行きます、ええ。