現実に追いつけ！（合言葉）
高地ツアーの2日目は、内陸部に入った『ひばりエリア』でのボルダリングを楽しむことになりました。ひばりエリアは、穴内川の河原沿いにあります。台風の影響なのか、アプローチの踏み分け道は倒木がたくさん。おっかなビックリ降りていくと、昨日の黒潮ボルダーよりもさらに下地の悪いエリアでした。怖い。。。
注：以降の岩名や課題名は、トポ『Beautiful Sky Hibari Bouldering Guide』の記載に従っています。
＜一路岩＞
・真実一路（2・1級）：敗退
いろいろ岩を見て回ったあと、もっとも下地が良いこの岩に挑戦することとしました。スラブとフェイスの間くらいの傾斜がついていて、身体のバランスを取ることが重要な課題です。リップを取るところまでは進めずに敗退でしたが、とても面白い課題でした。
・人生一路（3・2級）：敗退
同行してくれたSさんが挑戦したいと仰っていた課題です。こちらは強傾斜の課題。デッドポイントでリップを止めに行くところが核心。その部分だけ触らせてもらいました。リップを止めることはできても、その際に身体が振られてしまい、岩から剥がされてしまいます。耐えることができる体勢を作るにはどうすれば良いか、またやってみたいところです。
二人で何度もトライをしていたら、川の上にかかる橋の方から工事の方が降りてきて、周りに単管パイプを並べ始めました。何をするのか聞いてみたら「橋脚の耐震補強工事をする準備だ」とのこと。さらに、「この岩も、工事の邪魔になるから破砕するんだよ」と、さらりと仰います。え!? もうこの岩の課題は永遠にできなくなるんですね。。。
