現実に追いつけ！（合言葉）
継続挑戦中の課題に取り組みたくて、岩場遠征にジャドーズメンバーを誘いました。Oさん、Aさんが乗ってくれたのは良かったけれど、前日は雨、当日も曇り予報。「行けば何とかなるでしょ。最悪、ジム遠征のつもりで」と話して集合したものの、瑞牆／小川山方面は雨がすでに降っているとの話でした。行けそうな場所を探したら、笠間が候補に。「よし行くぞ！」と、出発したのでした。
現地に到着すると、岩場に最も近い駐車場が閉まって（入口にカラーコーンが立って）いました。先日の台風によって、駐車場内に倒木が多数あるためのようです。仕方がないので山を下りていき、日動美術館の駐車場に車を止めました。アプローチ、普段なら10分とかからないのに、今日は40分越えです。ふう。
岩場が近づくにつれて、その辺を飛んでいる蚊の量が増えていきます。顔や腕などにたかってくるので、鬱陶しいこと。「でもまぁ、動いていれば大丈夫だよね」などと言いながら、目的のエリアまで歩いて行きました。
＜ヒップ岩＞
・直登スラブ（1級）：敗退（5トライ）
今日もまた、この課題を。湿度が高いことによる岩のヌメリに対応できず、前回の到達地点までも行けませんでした。足で踏んでいる箇所が信じられないのは致命的です。下部でジタバタするだけで、終わってしまいました。
＜石器人岩＞
・石器人スラブ中央（初段）：敗退（数え切れないくらいトライ）
核心が上部にある『直登スラブ』よりも、こちらの方が取り組みやすいように思います。グレードは高いし、ムーブも難しいんですけどね。そんなことを思いつつ、3人で挑戦し始めました。
蚊！スラブなので、動きはどうしてもスタティックになります。途中で動きを止めることもあります。そうすると、あっという間に蚊の大群がたかってきます（涙）。登りながら手で払おうとすると、ホールドを離すことになるわけで、そうすると当然落ちます（苦笑）。
そんなことを繰り返しているうちに、戦意はどんどん落ちていきました。「もーやだ！ 帰ろう！」と意見が一致したのは、登り始めてから2時間ほど経った頃です。岩場滞在の最短時間、更新してしまいました。
撤収後はドラッグストアに直行。虫刺され用の塗り薬を買って、近くにあるジムに行って帰って来ました。気温がもっと下がって蚊の活動が終わる頃まで、笠間は行けないなぁ。
