pmnjのスポーツ日記

体験したスポーツの記録を書く日記です。

指を減らす(ムーブの覚え書き)

 スローパーなどの大きなホールドを持つとき、一般的には手の指を全部広げて持ちます。これはホールドに接触する面積を広くして、摩擦力を高めるためです。指だけでなく、手のひらまで使って摩擦力を高めることもあります。私は、ほとんどの場合で、このような考え方で持つようにしています。
 ただ、ホールドの形状によっては、あえて“かける指を減らす”ように持つことが効果的な場合があります。持つところの面が滑らかで均一な形状のものではなく、わずかにインカット(あるいは出っ張り)があるホールドであった時です。こういう箇所を見つけることができた時は、指を減らして“オープン”のような形にし、インカット(or 出っ張り)に指を引っかけて持ちます。手を広げて持つよりも安定するためです。

 これに関連して。
 スローパーを保持してから出る先のホールドまで遠いときも、できるだけ手は広げずに持つようにしています。手を広げて持つより、すぼめて(またはオープンで)持った方が距離を出せると感じているからです。特に、上方向に遠いホールドを取りに行くとき。手を広げて持っていると、身体を上げるにつれて手が滑りそうになります。腕の角度が変わるからです。肩や肘が強ければロックできますが、私はそこまで強くありません。そんなときは指と指の間を狭めると登りやすくなる、と感じています。

 個人の感覚なので、他の方に当てはまるかどうかはわかりません。自分用のメモとして。