pmnjのスポーツ日記

体験したスポーツの記録を書く日記です。

来た来た!(Vジム002回目)

 職場の先輩のデビュー戦。仕事帰りに5時間ほど。全部フューチュラで。

 「所用があって、合流が遅くなる」という先輩を待つ間、ジャドーズメンバー(3人)であれこれセッションしました。今日が初めてのジャドーズJKは、相変わらずスラブ~垂壁での強さを発揮。私がだいぶ苦労して落とした4級課題も、アッサリ登っちゃいました。勝てねぇなぁ。

 私とジャドーズKさんは、前回からの宿題になっていたルーフ壁の2級にチャレンジです。ちょうど強い女性クライマーがセッションしていたので、混ぜてもらいました。
 ルーフから抜けるところのムーブ、「物理的に届かない!」と困っていた様子だったので、「たまにはジャドーズ封印で」と思いながらアレコレと。抜けたところにあるサイドに直接出るのではなく、その下にあるスローピーなホールドで中継するとラクに出られることが発見できました。自分でも試してみたら、すっごいラク。セッションしていた方たちからも好評で、良かったですわ。
 で、私にとっての核心になっていたのが、ゴール一手前のホールドを取るムーブでした。最初のトライでは力も残っていたので「よっこらしょ!」と声を出したら取れました。でも、何度も挑戦していると、どんどん取れなくなっていきます。「パワーに頼らず、ムーブで解決!」と言いながら挑戦したKさんが、手に足トウフックという画期的な方法を発見! さっそくやってみたところ、かなりラクに出られることがわかりました(一回目は「足が開かねぇよ!」って文句を言ったのはナイショ)。
 さて、これでパートごとのムーブはすべて解決…してません。ルーフ途中のスローピーなホールドでマッチをする必要があるのですが、その時の持ち替えが実にシンドイ。左手を出して右手をマッチ、さらに右手をアンダーに返す、というのが“腕力勝負”になってしまっています。ここを解決しなくちゃ、落とせない課題でした。結局、10トライ近くやりましたが、どうにもうまい方法が見つかりませんでした。「今日もダメか」というトホホ感。

 そんなことをしていたら、先輩たちが到着。気分転換という名目で、クライミングデビューのお二人と課題を登りました。1時間くらいは、一緒にいたかな。
 そのうちに二人だけで課題を選び、楽しんで登れるようになったので、再びメインウォールへ。

 戻ったとたんに、JKが満面の笑み。「スラブの2級課題、落としましたよ!」と。えーーーっ!? です。「このジムでの初2級、取られたー!」と、わけのわからない焦燥感(笑)。これはもう、あのルーフ2級を落とすしかありません。
 再び触ってみると、核心の部分は「ムーブが問題なのではなく、腕力で解決でもなく、ホールディングを工夫すればいける」ということがわかりました。左手をピンチで耐えるのではなく、敢えてオープンで“引っかける”ようにすると、マッチからの右手持ち替えがラクにできます。これだ!
 これで、ムーブもホールディングも、気をつけるべきところがわかりました。後はつないで、落とすだけ。集中力を高めて、「行きます!」と宣言して挑戦。ルーフから出るところでKさんが「落ち着いて!」と声をかけてくれたので、焦らず進めることができたおかげで、ようやくゴールまで。やっと宿題回収。このジムで初めて2級を落とせました。嬉しい!

 まぁ、ね。そのあとやった緩傾斜壁の3級課題は全敗退、4級にも登れないものがあったんで、まだまだ実力が不足していることもわかりました。クライミングって、難しいなぁ。

 先輩たち二人は、さすがに初めてと言うこともあって2時間ほどで撤収。それでも「楽しかった。またやる!」と仰ってくれたので、ホッとしましたです、はい。