pmnjのスポーツ日記

体験したスポーツの記録を書く日記です。

驚いた!(スポドリ! Cup 2017@東京・スポドリ!)

 ほぼ1年ぶり? に、コンペに出てきました。昨年は諸事情で出られなかった、東京・水道橋のスポーツ施設、スポドリ! での大会です。同僚Kさんも一緒に出るはずでしたが、諸事情によりDNS。コンペ初観戦の妻と一緒に、早起きしてお出かけです。
 大会のルールは、2年前に出たときと同じ。ただし、予選の課題数はグッと絞られていました。事前のオブザベ、超重要ってやつですね。

 スラブ壁の5級課題から始め、それはオンサイトできました。けれどもどういうわけか、身体が言うことを聞いてくれません。一時期おさまっていた左手指の痛みも出始めるし、気持ちは下降気味。「こりゃ上位進出は諦めて、面白そうな課題だけ触ろう」と思い、予選の75分間を過ごしました。
 結果、5級×5本(全完)、7級×2本、キッズ課題×1本。4級以上は1本も登れず(3級が完登できたと思ったのは、夢だったみたいです:笑)。前回よりもだいぶ下の結果でした。

 あんまり期待せずに結果発表を待っていたら、なんとなんと初級クラスで決勝に進出することになってしまいました。妻と顔を合わせて「えーーーーっ!?」とビックリ。参加していた知り合いたちからは「手を抜いたでしょ」とか「なんで初級なの!?」と。
 予選の順位は、初級クラスの同率7位。決勝進出者8人の中では最下位です。決勝はサドンデス方式。第一課題で8人→5人に、第二課題で5人→3人、第三課題で3人→2人と絞られていきます。完登数→最高高度→アテンプト数→予選順位…の優先順で優劣が決まります。ということは、自分がオンサイトできたとしても、他の人の結果によっては脱落してしまうことも。うーん、厳しいですね。ま、そのおかげで逆に開き直れたのですが。。

 いざ決勝へ。いろいろ考えると、ともかくオンサイトで完登して他の人にプレッシャーをかけていくしかありません。第一課題は3分のうち最初の1分をオブザベに使い、慎重に登って一撃しました。登った後で会場の様子を聞いていると、私の直後に登った方と、5番目に登った方が完登できなかったようでした。ちょっと期待していたら、6番目の方が一撃できなかったようで、どうにか第二課題に進めました。
 第二課題は、二番目に登ります。最初の方が何度か落ちている様子だったので安心できるかと思いきや、逆に「そんなに難しいのか。。」とプレッシャーが。いざ登る段になり、第一課題よりも慎重にオブザベして、何とか一撃。この課題でも生き残れました。表彰台、決定!
 第三課題。脱落するのは一人だけ。私が最初の挑戦者です。3位以上は確定しているので、だいぶ気楽に登れました。余裕でオブザベして、オンサイト。私以外の完登者が出なかったので、そのまま決勝へ。
 最終課題は、予選を2位で通過した方との一騎打ちです。ここまで来ると欲が出て、何とか優勝したいと思うようになりました。そうなると、身体も心も強張ります。大丈夫かな…と思ってましたが、最終課題は何と「数多くのスローパーで構成された」「手数が比較的多い10手くらいの」「緩傾斜壁の課題」というもの。ええ、超が付くほどの大好物ですよ、はい。まったく落ちる気がしませんでした。そのまま余裕を持ってオンサイト。後の方の登りを見ることに(最後なので、見ても良い)。対戦相手は私と逆の傾向の課題が得意だったようで、1トライ目では登り切れず、フォール。その時点で、私の優勝が決まりました!

 と、今日はまさかの結果に。賞品もいろいろ頂きましたし、なんたって初優勝ですし、嬉しいです。たまーには、こういう良いこともないとね。