(*ちょっとまとまってないので、まず箇条書きで公開します。後で整えます)
・重心や移動方向への力は視線でコントロールできることが多い。
・爪先や膝の向きを変えようとしてうまくできないときは、進みたい方向に顔を向けることで体が勝手に向きを変えてくれる。特に初めて間もない人には「体を捻って」とアドバイスするよりも顔の向きを変えるようにお伝えした方が有効だった。
・ホールドの効きが悪い、持てない、と思ったら、ホールドを持っている手の“反対側”に顔を向けると効果的なことがある。登っているときに下(マットの方)を向くのは怖いんだけど、そうすることで効いてくるホールドもある。特に強傾斜壁。
・上にあるホールドを取りに行くとき、顔を上げると(頭は重くて不安定なので)重心が後ろに行って剥がれることがある。この辺、アヤ先生がおっしゃっていた「ヘドバン」に近いかな。引きつけを意識するよりも「上目遣い」を気にした方が上がりやすいことも。引きつけちゃうと壁方向に体が行って、先に出られない。上目遣いにして体を壁に張り付かせたままの方がやりやすかったり。
・例:商店街とかで、前から自転車に乗った人がやってきたとき、どうする? 乗っている人と目を合わせると、相手もこっちを見てしまい、ぶつかってくることが多い。「人は、見ている方向に進む」という本能があるみたい。進むこと=重心をそちらの方向に移動すること、と捉えると、視線で体重をコントロールできるはず。