クライミングの師匠がいらっしゃるというので、ジムに行ってきました。アクティブレストのつもりで10～９級の課題を一通り触り、その後は期間限定課題を少し触りました。同じ強傾斜の壁にあった３本のうち、５級でも４級でもなく３級が一番簡単に思えたのは、この壁に設定されている長モノ課題とムーブが同じだったからでしょうか。
思ったよりも体が動いたので、師匠と一緒に常設テープ課題の３級に挑戦。落とすことはできませんでしたが、他の強い常連クライマーの方々からもアドバイスを頂けたので、光明が見えてきました。たぶん、もう少し時間をかければできると思います。
テープ課題をやっているときに気になったのが、隣で登っていた常連の方たちでした。一人が登っている後ろから「次の足は右！ キョンを決めて手を飛ばす！」など、一手／一足ごとに指示を飛ばしています。前なら気にならなかったけど、今日はちょっとイラッとしました。自分でムーブを解決するのも、クライミングの楽しみの一つだと思うからです。あんなに教えて／教えられて登って面白いのかな、と感じてしまいました。昨日訪れたＨジムでは、そういうやりとりが一切聞こえなかったせいかもしれません。
考えてみれば、自分も初心者の頃は後ろから教えられて登っていたのですし、それをありがたく感じていたものです。最近はオンサイト狙い／オブザベ力の強化を目標にして、自分で考えることを優先していたから、そう思うようになっているのかもしれません。その時の気分で、感じ方が変わるもんだなと思い、イラッと感じたことを反省しながら帰宅しました。
