期間限定で行われていたイベントの終盤戦、常連の皆さんが追い込みを続けていたため、ジム内の雰囲気はいつもと違う感じでした。本当に強いなぁと思える人は、こういう時の集中力が違います。完登できていない課題を、次はこうしようと考えて取り付く。いったんバラしてムーブを出しておき、次はつなげて落とす。他の人とセッションしながら、自分にとっての最適ムーブを考えて行く。……などなど、取り組み方の姿勢がものすごく参考になりました。序盤戦で力を出し切ってしまい、眺めているしかなかった自分の取り組み方も反省。次はもう少しよい結果が出せるようにしたいものです。
今回のイベントで悔しかったのは、現在の限界グレード（と思っている）よりも上のグレードの課題を真剣に見なかったことでした。最終日になって３級や２級課題の中で「少し時間をかければ、登れそう」なものを見つけましたが、時既に遅し、でした。得意な動き方は、人によって違います。「○級」という数字に執着すると、できたはずなのに取り付かない、という課題も多くなるはず。ムーブの引き出しを増やすと同時に、限界以上のグレードに取り組んでみる（少なくとも、課題自体を見る）ことが必要だと痛感しました。
これまでの実績から考えると、次のイベントは夏。今度は「４級課題の全完登」を目標に、２級や３級の課題もいくつか完登できるようにしたいと考えています。そのためのトレーニング、しなくちゃ。
