年内最後の岩場遠征、今回もまた湯河原へ。天気は快晴、無風。本当に快適な1日でした。
今日挑んだのは以下の8課題でした。
01)米物岩・アップ(8級):1トライ目で再完登
これまで、ろくなアップもせずにいきなり目標の課題に取り付いていました。アップが不十分なこと、岩場での振る舞いに心身が適応できていないことが、不十分なパフォーマンスの原因ではないかと考えて、最初にコレを。グレードはたいしたことがないし、以前に1回完登しているにも関わらず、「今日の最初」はやっぱり体がぎこちない。アップの重要性を痛感しました。
02)米粒岩・米蔵(2段~1級):4トライするも敗退
今日も1級ルートへの挑戦でした。でも、やっぱり右カンテ付近のガバカチを取ってからのムーブが出せません。同行して下さった方とアレコレ探ってみましたが、見当をつけられませんでした。継続課題入り、決定ですね。
03)貝殻岩・パイプライン(初段):4トライするも敗退
継続的に取り組んでいる課題です。年内の貫通を目指して挑戦しました。緊張と弛緩がほどよいバランスの状態で臨めたので、今日は行ける! ……はずが、1トライ目で前回と同じ状態になって落ちてからは一気に気持ちが下降気味に。その後も3トライしましたが、いずれの挑戦も跳ね返されてしまいました。年内のパイプライン貫通は果たせませんでした。
04)桜岩・ハイステップ(7級):1トライ目で再完登
パイプラインが貫通せず、失意のまま桜岩へ移動。「岩場でいろいろな課題をして経験を積まないと、きっと初段は落とせない」と考えて、グレード関係なくアレコレ触ってみることにしました。最初はコレから。1回目の完登時ではすんなり登れたのに、今日はスタートの足をサッと決められず。ありゃりゃ。岩場に慣れていないことがよくわかりました。
05)桜岩・スラブ(6級):1トライ目で再完登
「スラブっていうより、フェースだよね」とかなんとか言いながら、割とあっさり再完登。こういう課題は、少なくとも苦手ではないようです。
06)桜岩・カンテ(4級):4トライ目で再完登
前々回の遠征時に、5トライで落とせた課題です。今日はすんなり行くだろう、という予想は外れ、思ったよりもだいぶ苦労して再完登でした。なるほど、そういうこと(=岩場に慣れてない)。
07)桜岩・ノース(2級):5トライするも敗退
再完登できず。ヒールをかけてリップを取りに行くときの精度が、完登時よりもだいぶ甘くなっています。ムーブが体に染みこんでいないんですね。
08)桜岩・ノーズ(2級):6トライするも敗退
こちらも再完登できず。一手目の左ホールドを取った後、足の入れ替えで苦戦しました。これも、ムーブが体に染みこんでいません。
落とせた課題が再完登できない、ということが、数多くあった一日でした。ジムでも「一度落としたからいいよね」と放置していた課題が、後から登れなかったことが数多くあります。岩場でも同じ。一度登れたからと言って慢心している、あるいは敬遠しているのでしょう。色々なムーブを体に染みこませるために、一度登った課題であっても何度か登っていくことが大切だなぁと感じました。
初段、やっぱり難しいです。現在の実力のままでは、とても落とせないことを痛感しました。もっともっと経験を積み、さまざまな状況に対応できるようにしていきたいですね。