pmnjのスポーツ日記

体験したスポーツの記録を書く日記です。

14時間で一手(湯河原 幕山・幕岩ボルダー003回目)

 神奈川県足柄下郡湯河原町にある「幕山公園」付近の岩場に、今日も行ってきました。3回目の今回は、事前に挑戦したい課題を決め、それぞれにしっかり取り組むことが目標です。前回は貝殻岩の「パイプライン」に時間をかけすぎて後半がキツかったので、今日は同行者の方とルールを決めました。
・1つの課題に挑戦できる時間は60分まで
・できても、できなくても、時間を過ぎたら次の課題へ移動する
 こうすることで、ただ数をこなすのではなく、1回ごとにしっかり集中して挑戦できるように意識するのが狙いです。


 そんなルールの下、取り組んできたのは以下の5課題でした。


01)貝殻岩・パイプライン(初段):トータル7トライくらい
 スタートからの1手目を安定して取ることが目標でした。左右の足の位置をしっかり決めて腰を浮かせると、左手をスムーズに次のホールドへ動かせるようになりました。目標は達成です。ただ、その次のムーブ(リップへのランジorデッド)を起こすための「右足の位置」を、今日は決めきれませんでした。次回以降も、まだまだ挑戦は続きます。


02)米粒岩・米蔵(二段~1級):トータル5トライくらい
 参考にしている本(日本ボルダリングエリアガイド(上))には、「?段」と書いてあります。ネットで調べてみると、使うホールドを限定することによってグレードが変わるとか。でも、何が限定なのかよくわからないまま取り組むことになりました。ご存じの方がいらっしゃいましたら、ぜひ教えて下さい(切実)。
 今日は同行者の方と「左右のカンテを使わない」「左のガバカチを使わない」という設定で挑戦。左アンダー+右スローパー(壁に添える感じで)でスタート。立ち込んだら右上の凹みをプッシュして体を上げ、さらに右側のガバカチに右手を飛ばす。次は左足に立ち込んで、左にあるアンダー気味のサイドプルを取りに行く……というところで、毎回フォール。うーん、ムーブ/ルートが違う気がしてなりません。困ったなぁ。


03)米粒岩・米粒(4級):トータル3トライくらい
 物の本には「スラブのテストピース」と書いてあったので、挑戦してみました。やってみて愕然。スタートで立ち込むことすらできず、大根おろしの恐怖と戦いながらの3トライだったからです。足を使う技術を身につけないと太刀打ちできないと判断して、今日は撤退しました。岩場で必須と言われるスメアリングの技術、磨かなくちゃ。


04)桜岩・ノース(2級):トータル4トライくらい
 始める前にスタートホールドをどうしようかという話し合い。結局、大きい方の水平ホールドを両手で保持してシットダウンスタート、ということにして挑戦。マントルをうまく返せずにちょっと苦労しましたが、前回訪れたときに「落とせそうな課題」だと目をつけていただけあって、それほど難しくはありまませんでした。


05)桜岩・ノーズ(2級):トータル5トライくらい
 同じ岩にある「ノース」と同じグレードでも、難しさの質が違う課題でした。スタート時の体勢が難しくて、スタートできない、一手目が取れない、の繰り返し。シットダウンスタートでの体の浮かせ方、いろんなパターンで練習しないと厳しいですねぇ。


 本日は、ここまでで体力切れ。合計時間は今までで一番短かったですが、ルールを決めて取り組んだこともあって、消耗度は最高だったように思います。終了直後から頭痛がするし、帰りの車中では空腹からくる貧血で倒れそうになりました(笑)。いままでのクライミングを、どれだけダラダラやっていたかがよくわかります。