どの壁も、まんべんなく混雑していました。薄かぶりの壁は特にすごくて、夕方の一時期は二重の人垣ができるほど。ジム内は熱気で満ちていました。
そんな雰囲気の中、目星をつけておいた５級課題に挑戦。自分にとっての核心になっている箇所は超えられたものの、その先で力尽きて落ちる、というパターンの繰り返しでした。前腕がパンプする、ということはなく、何というか「手指がヨレている」という感じ。ホールドを持つ時の精度が低くなっていたり、保持しきれなかったり。まぁ、これも大きな筋肉がヨレていることが原因なんでしょうね。
やっていて面白かったのは、５級課題のうちの一つ。正対での引きつけ立ち込みが２回出てくる課題です。これまで上げて乗せる足は、できるだけ爪先立ちにするようにしていました。それが難しいときはヒールフックで。ところがこの課題、どちらの乗せ方もうまく行きません。いろいろ悩みながらやっている中で偶然、ベタ足で乗ったらものすごく立ち込みやすくなりました。そういう乗せ方が有効な箇所もあるんですねぇ。
取り組んだ５級課題は、ことごとく敗退。それでも一手ずつは進んでいるので、先の希望は見えています。新しく発見した「超お買い得」の４級課題と一緒に、次回には落としてしまいましょう。
