ボルダリングについて書かれているものを拝見すると、必ず出てくるのが「パンプ」という言葉です。疲労によって前腕がパンパンになり、握力がなくなってしまう状態を指すようです。
言葉は聞いたことがあっても、実際にどうなるのか経験したことはありません。たぶん、練習の仕方が甘いんだろうとは思っています。そこで今日は、パンプを体験すべく手数の多い課題に挑戦してみることにしました。
選んだのは27手という“長モノ”の課題。これを何回か登ってみて、どの程度でパンプを実感できるか試してみました。
・１回目：登り終えて握力が落ちていることは実感。でも、前腕に辛さは感じませんでした。
・２回目：登りながら、徐々に握力が落ちていく感覚がわかりました。前腕が少し張り始めました。
・３回目：登り始めた瞬間から「こりゃまずい」と実感。10手目でホールドが持てなくなりました。
３回終えて、前腕はパンパン。なるほど、これがパンプか！ と、ひとりでニヤニヤしながら帰宅しました。……われながら、ヘンなヤツだなぁ。
