pmnjのスポーツ日記

体験したスポーツの記録を書く日記です。

次のシーズンに向けて(Aジム670回目)

 仕事帰りに2時間半。今日はオリジンとコブラが半々でした。
 回復系トレーニングで身体をほぐそうと思ってジムまで来たものの、御岳での疲労がかなり色濃く残っていました。「マミ岩・右」への挑戦中に岩へぶつけた左手首の状態があまり良くなかったこともあり、今日は次のシーズンに向けた準備をすることに。

・回復系トレーニング用の課題設定(垂壁)
 全力の20~30%程度の強度で、長く登り続けられる課題を設定しました。1周18手で、足は自由。スタートとゴールのホールドを同じにして、右回りでも左回りでも行けるように。同行してくれたジャドーズKさんと話しながらホールドを決め、何度か試登して決定です。これで、次シーズンの課題に困ることはなくなりました。

・黄色A(垂壁・5級):RP
 5級の常設テープ課題で、どうしても登れなかった課題です。垂壁で自分用課題を設定していたら、他の方が登り始めました。そのムーブを拝見して「これがあったか!」と目から鱗が落ちました。さっそくムーブを真似させてもらい、やっと、とうとう、ついに完登できました!

・補助トレーニング:今日は各29回+89秒
 帰宅してから、あらためて。

 明日は仕事がお休み。トレーニングの第二段階、ビルドアップ・トレーニングに進みます。キツそう。大丈夫かな、と、少し不安。

全力って(東京・御岳ボルダー009回目)

 仕事はお休みです。ジャドーズKさんと一緒に、東京・御岳ボルダーに遠征してきました。寝坊して行くのを断念するという失敗はもうイヤだったので、ジムにも行かずに早寝をしました。その甲斐あって、予定より1本早い電車に乗り、御岳に向かうことができました。そして、朝の8時から7時間ほどタップリ登ってきました。
 今日もまた、岩場・再入門。ただ、これまでとは取り組み方を変えました。課題の数をこなすのではなく、いくつかに絞り、まだ登っていない/完登できていない課題への挑戦を中心に据えました。
 いつものように、シューズは二足。テッパンのミウラーに加え、フューチュラを持参してみました。“鉄板”オリジンとは真逆の選択。いろいろ試してみたくて。


<98番:マミ岩>
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 御岳ボルダーには、たくさんの岩と課題があります。一日で複数の岩や課題に触れるのも楽しいけれど、一つの岩/課題に集中して取り組むのも同じくらい楽しいです。今日はマミ岩に長い時間滞在して、複数の課題に挑戦することにしました。

・マミ岩左(a:6級):再完登×2回
 付いているグレードの低い順に始めます。この課題は、生まれて初めて御岳ボルダーを訪れたときにオンサイトで登っています。でも、その記憶はすでに忘却の彼方。ほとんど初挑戦という感覚でした。お試しのフューチュラで登り、一撃で再完登。さらにミウラーでも登り、今日の調子を確認してみました。

・マミ岩中央(b:4級):レッドポイント(10トライ未満)→累計 V 2.5/5本
 岩場では、スタートの体勢に付くのに苦労する頻度が高くなっています。いわゆる“離陸できない”状態になってしまうことが多くて、「スタート、下手ですね」と言われることも。この課題もそうでした。レイバックで出るのか、正対か。持つホールドはどこが良いのか。などなど、アレコレ悩んでしまいました。ミウラーを履いてホールドをペチペチ触ります。
 そうこうするうちに、「これでどうかなぁ…ン!? 行けるかも!」と思った一瞬の判断で、何とか離陸。そのまま初手を取って登り切っちゃいました。右手はとても持ちにくいアンダー、左手はカチ持ち、右足が少し遠目のホールド、というパターンでした。
 ジャドーズKさんが他の課題を見ている間に完登したので「ええー!? 証人もいないし、証拠動画もないでしょ」と、どこかのジャドーズAさんのようなことを言われます(笑)。悔しいので離陸だけ、もう一回やってみせることに……したけれど、これがなかなか難しい。一回は離陸できましたが、それ以降はダメでした。うーん、自分でもどう登ったか説明できないので、次の機会にリピートしないと。

・マミ岩右(c:3級):レッドポイント(二桁トライ)→累計 V 5.5/6本
 今日の問題課題。これもスタートで悩みました。スタートのホールドと思える箇所をペチペチと触っていたら、あっという間に滑ってきて“デュアルテクスチャー状態”に。「あっれー、オレ、こんなに手汗かいたっけ?」と、自分でも不思議になりました。これまで、ジムでも岩場でも「乾燥肌だから、チョークいらないよね」なんて言いながら登っていたのに。。。一回触ると、その場所の色が変わり、みるみるうちに滑ります。そのたびにチョークをつけて磨き、また触っては滑らせて、またチョークをつけて磨き、の繰り返しでした。
 交代でトライしているうちに、ジャドーズKさんがスタートからのムーブを作りました。げげ、負けてられない! と思い、そのムーブを真似して少し先に、ちょっと甘いけどカチ持ちできるところまで進んで、「どうだ!」と。岩場でも小競りんぐです。二人で、少しずつムーブを詰めていきました。
 何トライかのち、ジャドーズKさんがついにRP! アローンはいやだーっ。今日一番しっくりきた、右足ミウラー/左足フューチュラの組み合わせで、集中したトライを始めました。
 集中したトライ、1回目は初手が滑ってフォール。2回目はカチ持ちする箇所が滑ってフォール。3回目はカチ持ちする箇所をクロスマッチができず、とっさに上げた左手が「何もないところ(Kさん・談)」を保持して耐えるもフォール。そして4回目、見ていたKさんが「あれ、なにやってんの!?」と驚くようなムーブでやっと完登できました! カチをマッチせず、左手は上の皺をフリクションで耐える。皺の部分にある結晶を必死の思いで保持して、左足を大きく左に張る。そして……左手でリップを叩きに行く。というムーブです。うーーーん。直前に完登したKさんのムーブが理にかなったものだったのに対して、まさに攀じ登る、というスタイルでした。ふぅ。
 この課題も、次回以降のリピートが必要だなぁ。 



<61番の岩:勝手に“ガマガエル”と命名>
・無名課題(c:5級):敗退(1トライ)
 マミ岩右で全力を出し切った感じになり、その後は2級課題に挑戦する気力がありませんでした。「そろそろ移動しようか」と申し合わせ、鵜の瀬橋を渡って対岸へ。Kさんが触ってみたいと言っていた「モンキーカンテ・右抜け(オーストラリア岩)」に行ってみることに。その途中で、私の宿題になっていたこの課題を、触らせてもらうことにしました。
 「今日は3級も落とせたし、行けるでしょ!」と思って始めたら、スタートのアンダーを持っていた右手に穴が空きました。痛い! これで気力減退。あっさり諦めて、宿題提出は待ってもらうことに。


<55.すべり台岩>
・トラバース(e:3級):レッドポイント(5トライ)→累計 V 8.5/7本
 さらに移動して、すべり台岩へ。こちらも宿題になっている課題です。課題を初めて見たKさんは「できる感じがしないなぁ」と一言。ええ、そんなに簡単に登られると困るんです(笑)。
 前回感覚が良かったミウラーで、1トライ目。前回と同じところで落ちましたが、ホールドの持ち感はずいぶん良くなっていました。マミ岩でのように滑ることもなく、初挑戦時よりもフリクションが上がっている感じがします。「これは行けそうだから、落とせるまで挑戦させて!」とお願いして2トライ目。また同じところで。。。
 見ているだけではつまらなかったのか、Kさんもシューズを履いて一緒に始めます。そうしたら、なんとなんと一撃(@_@)。あーあ、登られちゃったよ。。。
 執念のトライを3回繰り返し、3トライ目でようやく完登。あー、これもあれだ。次回以降もリピートが必要なやつだ。


 すべり台岩のトラバースを終えたところで、二人とも全力を出し切りました。電池切れ。すぐそばにある「とけたソフトクリーム」の諸課題を見学して、今日は切り上げました。
 次の御岳遠征は、早ければ次の日曜日を予定しています。週末は混雑している岩も多いので、無名の低グレード課題を中心に、挑戦数を多くする楽しみ方をしようと考えています。


・次回のお楽しみ
 ガマガエル c
 オーストラリア岩 カンテ右

早起き敗退(Aジム669回目)

 休みだし、天気も良いし、岩場遠征だ! と思ったけれど、仕事の資料作りで寝たのは深夜。当然、早朝に起きられるわけでもなく、しっかり寝坊しました。岩場遠征は中止。単独行の予定でしたので、誰かに迷惑をかけたわけではありません。でも、残念。。。
 こういう日は、しっかりトレーニングをしようと思い、午後からジムへ。夕方の打ち合わせまで、2時間半ほど登ってきました。全部オリジンです。

・ボルダー80・1回目(各傾斜):全655手+α
 スケジュールにしたがって、持久系トレーニングを。ボルダー71から強度を高めて72にしようと思って始めました。ところが、最初の30本を終わった時の疲労感が、これまでと全然違いました。ラク、なんです。「これは、行けるかも」と思って、一気に手数を増加。ボルダー80に挑戦してみました。6級の課題を10本追加して、以下の通りでやります。
 1)9級×10本→8級×10本→7級×10本の順に、途中で一切休憩を挟まず登る。
 2)10分間の休憩を取る。
 3)6級×4本→休憩3分→6級×3本→休憩3分→6級×3本の順に登る。
 4)10分間の休憩を取る。
 5)6級×4本→休憩3分→6級×3本→休憩3分→6級×3本の順に登る。
 6)10分間の休憩を取る。
 7)7級×10本→8級×10本→9級×10本の順に、途中で一切休憩を挟まず登る。
 ボルダー70に初挑戦したときは「こりゃ、シンドイ」と強く思いました。1本増やして71にしたときも、同様です。けれども、今日はそこまで強い疲労感は感じませんでした。何度も同じ課題を繰り返しているためか、身体が勝手に「この課題は、こう登る」と覚えてしまっているからでしょうか。
 トレーニングの参考にしている『クライマーズ・バイブル』では、ボルダー100という手法が紹介されています。上でいう4)→5)の間に、
 ・5級を2本、連続で登る。
 ・3分間休憩する。
 ・登る→休憩を1セットとして、10セット繰り返す。
 という手順が入ります。いまの80を何度か繰り返せば、100に到達できるでしょうか。まずは80がもっとラクになるまで続けてみます。

・水色J(強傾斜壁・6級):オンサイト
 ホールド替えのあった強傾斜壁、6級課題のうち未登のものに挑戦してみました。凹角を使ったステミングもできるので、かなりラクでした。

・青6(薄かぶり壁・4級):今日も敗退(1トライ)
 ボルダー80がラクにできたことで、「ちょっと強くなったかも!」とカンチガイ。「いまならできるか!?」と思って挑戦した未完登の4級課題は、やっぱり敗退でした。ゴール一手前のカチが保持できず、ゴールに出られない状態が続いています。次のトレーニング期(ビルドアップ)でホールド別の強化を図るので、その時にカチを鍛え、それから落とすとしましょう。

・補助トレーニング:今日は各26回+86秒
 帰宅してから、あらためて。

 次の岩場遠征は金曜日。明日はレスト、または回復系トレーニングのみにして、身体のコンディションを整えるつもりです。睡眠時間を確保するのも、ね。

前日は(Aジム668回目)

 仕事帰りに60分。全部オリジンでした。

・回復系トレーニング・9回目(スラブ壁+α):30分
 岩場遠征の前日なので、身体をほぐす程度にしておきました。スラブ壁で360手までやったあたりで、順番待ちの方が。場所を譲って垂壁の7級課題でアップ&ダウン。空いたらまたスラブ壁へ。というやり方だったので、総手数は不明です。これまでと疲労度はあまり変わりませんでしたし、身体をほぐすという目標は達成できたので、効果はあったと思います。

・週課題■(垂壁・6級):オンサイト
 途中で「間違っているかも」と思うような、汚いムーブでした。

・週課題■(フェース壁・5級):オンサイト
 ホールドを一つ見落としていて、こちらもひどいムーブ。途中で全力を出してしまいました。「絶対、落ちない!」という強い意志がなければ、オンサイトはできなかったと思います。
 登り切った後、見落としたホールドもキチンと使って挑戦したら、「あ、こんなにラクだったんだ」。オブザベ力が低い!

・補助トレーニング:今日は各25回+85秒
 日課。

 明日は、東京・御岳ボルダーに遠征の予定です。ガマガエル(仮)のSD5級を落としきることが目標です。その他には「すべり台トラバース」のムーブを探ります。まだキチンと触ったことのないマミ岩も行ってみたいですが、夕方までには戻らなければならないので、そこまで行けるかどうか。

その7手がツライ(Aジム667回目)

 仕事帰りに2時間ほど。全部オリジンで。

・ボルダー71・1回目(各傾斜):全516手+α
 少しずつ、強度を高めます。6級課題の本数を1本追加して、全体の手数を増やしてみました。
 ………これがキツイ。たった1本、7手増えただけなのに、苦しさは昨日の数倍に感じました。これも慣れてくると、ラクになってくるんでしょうか。そうなることを信じて、このまま続けてみます。

・週課題/(フェース壁・4級):オンサイトできず(1トライのみ)
 ボルダー71をやっていたら、サーキットトレーニング仲間のKさんがジムに到着しました。「この4級、できねえよ。一緒にやろうよ」と誘われたので、「一回だけね」と挑戦。Kさんが難しいという箇所は、あっさり抜けることができました。ゴールマッチで体勢を崩してフォールしたので、オンサイトはならず(涙)。「絶対に落ちるもんか!」という強い意志が欠けていたのが、敗退の理由です。連撃力はないんだから、もっと1トライを大切にしないといけませんね。

・補助トレーニング:今日は各24回+84秒
 回復系トレーニングをしているときと違い、登った直後にはできなくなっています。帰宅してから、あらためて。

 次の岩場遠征は水曜日。明日もボルダー71だと、岩場で登れなくなりそうです。明日はレスト、または回復系トレーニングのみにして、身体のコンディションを整えるつもりです。