pmnjのスポーツ日記

体験したスポーツの記録を書く日記です。

やり抜けるか?(Aジム584回目)

 仕事帰りに60分、同僚Kさんと。今日は全部コブラで。

 左薬指/中指/小指の腱を痛めたようで、手首まで痛い状態がずっと続いてます。登って登れないことはないけど、思わぬところで強い痛みが出てしまいます。「こりゃ、しばらくレストかな」とも思いますが、完全に休んでしまうと逆にストレスが溜まるような気も。そんなわけで、左手を使わずにできるトレーニングをしてみるようにしました。
 最初は、10~8級くらいの課題を右手だけで登ってみます。スラブ壁だと8級まで登れるものの、垂壁になるとホールドの位置関係が難しくてダメ。また、使っている方の右手がデッドポイントの連続になるため、今度は右手を痛めてしまいそうな感じもしました。そこで、片手クライミングは中止。

 左手は使えない。右手一本もかえって危ない。そこで、苦手の足使いやバランス感覚を鍛えるべく、スラブ壁を足だけで登って行く「ノーハンドスラブ」に挑戦することにしました。

・ノーハンドスラブ(スラブ壁・グレードなし):4トライも2完登のみ
 もともと、バランス感覚に“超”が付くほどの難点を持つので、いままで避けて通っていた課題です。でも、苦手でもやらなくちゃ身につきません。意を決してやってみましたが、やっぱり苦手。後ろで見ていたKさんに笑われるくらいヘッタクソでした。壁を両手で触ってバランスを取り、どうにかこうにか完登はできたものの、全身が汗びっしょりになるくらい緊張しました。また、足裏がこれまでにないほど疲れました。今まで「足で乗れている」と思っていたのはカンチガイで、かなりの部分を腕に頼っていたようです。これじゃ、岩場で登れるはずがないですよね。

 しばらくは、この課題と四股踏み、ストレッチを中心にトレーニングします。次の岩場合宿まで3週間、それまでの期間はしっかりやり抜きたいと思います。

アウト(Aジム583回目)

 仕事帰りに2時間ほど。コブラ

 岩場で苦手のシットダウンスタートを練習しよう! そんな風に思っておりましたが、お目当ての強傾斜壁でやり始めた瞬間から、身体激重。こりゃダメだ、とあっさり放棄して簡単な課題のリピートだけで終わりました。やっぱり、ちゃんとレストできるようにしないと。。。

そうか!(Aジム582回目)

 不完全燃焼な感じだったので、仕事帰りに2時間ほど。同僚Kさんと一緒です。今日もぜんぶコブラで。

・テープ課題・若草H(強傾斜壁・3級):5トライも敗退
 何日か前に、セッション仲間と挑戦した課題です。前回は一箇所のムーブだけのセッションだったので、今日から通しでやってみることにしました。
 前回セッションした部分までは、2トライまで到達。「なーんだ。後は簡単だよね」と思ったら、大間違いでした。緑のポケットを取ってから、次の一手が出ないのです。何度やっても、遠く感じてしまって。。ジムのスタッフに教えを請うたら、目から鱗のアドバイス。今日は落としきれませんでしたが、次回は十分に準備を整えて落としたいと思います。

 この他には、いろいろと雑多な課題をチョロチョロ触るだけで終わりました。集中力を欠いている状態だったと思います。こういう時にムリをすると、ケガにつながるはず。明日以降は自重して、しばしレストします。

初めての(Aジム581回目)

 湯河原からいったん帰宅。シャワーを浴びて、洗濯を済ませて、ジムに行きました。今日は職場の先輩であるYさんとFさんのデビュー戦だったからです。同僚Kさんも含めた4人で、一緒に登ってきました。ぜんぶコブラで。

 デビュー戦のお二人は、10~8級の課題をいくつか完登したあとで、7級に挑戦。だいぶ勝負できている感じになったところで、自分の宿題も。

・Gai Can(ルーフ壁・5.11a):2トライも再完登ならず
 フラッシュで一撃した課題なのに、今日は敗退。2回とも、途中でのヨレ落ちでした。まだ、アップには使えないですね。

・ファイル課題(フェース壁・3級):2トライでRP
 常連のSさんが作ったばかりの課題。途中のムーブ選択がカギでした。右手→左手とマッチしたあと、足を上げてからいったん左手を降ろすのが正解。1トライ目はうまくできませんでしたが、2トライ目で成功。

・テープ課題・青A(垂壁・4級):敗退
 挑戦継続中の課題です。今日もまた、2手目が取れずに敗退。どうすりゃいいのよ。

 3時間ほど滞在したところで、本日はタイムアップ。デビュー戦のお二人は「面白かった」と仰ってくれました。良かった、良かった。

始まらず(湯河原・幕山ボルダー022回目)

 岩場での宿題が、たくさん残っている状態。少しずつでも解消したいという思いと、もっと岩場での経験を積まないと面白くならないという思いを抱えてました。そんなモヤモヤ感を解消するために、今日は単独での岩場遠征です。行く先は、もちろん湯河原。初めて、電車とバスを利用して行ってみました。
 持参したマットは、これまで岩場で使っていたマットよりもずっと薄いもの。おまけに単独行。万が一にも事故は起こせないので、低い岩の課題を中心に挑戦することにしました。

 まず向かったのは前部岩。アプローチがしやすく、低い岩。『ガードマン』『番犬』の2課題をやると同時に、課題が設定されていない(『湯河原幕山ボルダリングガイド』には記載されていない)面に、面白そうな課題を作れないかと思いまして。
 到着してやったのは、掃除。ツタやコケがひどい状態だったので、取り除いていきました。残念ながら面白い課題は設定できませんでした。ちょっと簡単すぎるかな、という感じなので。
 この面でアップをしてから、既存の課題に挑戦です。今日はぜんぶフューチュラで。
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1)前部岩・ガードマン(SD 5級):敗退
 初挑戦。右のカンテ沿いを上がっていくラインです。オブザベをした感じだと、それほど難しそうには思えませんでした。しかーし! スタートのポジションについて愕然。手はカンテ沿いのガバが持てるんですが、足の位置がどうにも落ち着かない感じだったからです。アレコレ試してやってみたところ、右のカンテにヒールフックが出やすそうでした。そうすると左足の置き場所に悩みます。結局、何トライしても初手が取れずに終了。いきなりトホホ。

2)前部岩・番犬(SD 5級):オンサイト
 初挑戦。こちらは、左のカンテ沿いを上がっていくラインです。『ガードマン』とは違い、スタートはすぐに決まりました。その先も難しいところはなく、オンサイト。凹みかけた気分が、上向きになりました。

3)前部岩・トラバース(想定7級):課題作り→完登
 最後に、前部岩を一周するトラバース課題に挑戦。頂点付近のホールドを持ってしまうと、あまりにも簡単すぎ。アップにはちょうど良いけど…という感じでした。純粋なリップトラバースに限定したら、『番犬』『ガードマン』のある面が少し難しくなってGood。想定7~6級というところでしょうか。


 続いては、米粒岩の前にある隠れ岩に移動。日当たりが良い前部岩だと暑かったので、ちょうどよい日陰がありがたかったです。

4)隠れ岩・トラバース(右→左 6級):オンサイト
5)隠れ岩・トラバース(左→右 6級):オンサイト

 どちらも初挑戦。左右どちらのスタートでも、難しさは同じでした。貝殻岩の『石切師』と同じ難易度とは思えないので、7級相当ではないかな、と思います。

6)隠れ岩・忍び(SD ?段):敗退
 初挑戦。先ほどの『ガードマン』と同じく、スタートが核心でした。持ちやすい手のホールドはたくさんあるのに、足がまったく決まらない状態のまま終了です。岩場でのシットダウンスタート、本当に下手くそ。もっともっと練習しなくちゃ。。
 念のため、初手が取れたと想定してやってみたら、マントル→トップアウトまで難なくできました。うーん。


 「今日は、始まんねえよ~」と一人でぼやきながら、次へ。米粒岩の背後にある胚芽岩。それまでの二つの岩と比べると高さがあるので、できそうな課題を選んで慎重に挑戦です。

7)胚芽岩・胚芽米(4級):RP
 初挑戦。左右に手を広げてガバを持ち、スタートする課題でした。デッドポイント気味に右手を寄せ、さらに左手をデッドでカンテに。足を上げて、今度は右手をカンテ/リップにデッド。最初のトライでは右手の寄せで怖さを感じてしまって寄せきれず。2トライ目でヒールフック気味に右足をスメアしたら安心して出られて、あとは一気にトップアウトまで。メンタルが重要でした。


 このあたりで時刻は11時。本当に日当たりが良くて、汗まみれ。さらに岩のフリクションもまったく感じられなくなりました。「そろそろ、撤収の時間かな」と判断して、駐車場まで降りました。最後に、河原エリアの一番近くにある課題を触ってみることに。

8)無名岩・ガマ蛙(SD 4級):オンサイト
 駐車場から公衆トイレの前を通り、堰堤を抜けた先にある岩の課題です。河沿いを歩く散策路の途中なので、通行する人が多いこと。マットを広げて触っていたら、後ろで「あれ、なに!?」「ロッククライミングじゃない?」「えーっ、こんな低い岩で!?」などというひそひそ話をされたり、じーっと見られたり。
 課題自体は面白かったんですが「あんまり、ここに長居したくない」と思って集中。オンサイトでさっさと落とし、すぐに撤収しました。恥ずかしさ核心、ですね。
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 今日は、あまり登っている方の話を聞いたことがない、いわゆるマイナーな課題ばかり登った1日でした。すっごく面白くて楽しくて、充実してました。知名度に囚われて、面白さの本質を見失っていたのかもしれないですね。低い岩でも、知られてない課題でも、ただ岩に触っているだけで十分に満足。スタートできない課題が多いのは悔しいけど、また近いうちに遊びに来ようと思いながら湯河原を後にしました。
 そうそう。途中で林エリアも見て回ろうと思って探索しました。けれども、ルートファインディングが下手なのか、どれが課題のある岩なのか、さっぱりわかりませんでした。以前にここでご一緒したクライマーの方に偶然会えたのに、聞きそびれてしまったのが残念至極。

(備忘録として)
・持参したいもの:軍手、ワイヤーブラシ(岩を傷つけない素材のもの)
・要注意:虫さされ。刺された足が、翌日になってパンパンに腫れちゃいました。